藤山知加子研究室の評価
どんな研究をしていましたか?
コンクリートにおけるひずみ速度依存性の研究をしていました。
ひずみ速度依存性が発生する要因はまだ実証されておらず、わたしはそれが「水の粘着性」にあると仮定し、その仮説を立証するための実験を行いました。
モルタル供試体を凍らせることで、水の粘着性を無くし、この状態でひずみ速度依存性の発現率に何か変化があるかを調べました。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
研究に関連するお金は無制限に補助してもらいました。
モルタルを練るなど作業は女子1人ではなかなか難しいので。おなじ研究室の男子メンバーが助けてくれました。
どのような点で成長ができますか?
答えのない問題に対して、自分で結果を想定し、そのための道順を自分で開拓していく自発性が身についたと思います。
たとえ自分が想定していた結果でなくとも、それが当たり前だと思えるほど精神は鍛えられ、では次はどうすればよいのか?問題解決能力が高まったと思います。
また、わたしの場合モルタル供試体を100個作らなければならなかったので、同じ研究室の人に手伝ってもらい、自分にできないことは相談して頼る大事さ、そして自分に関係なくとも人が困っていたら声をかけて手伝うチームとしての大切さも学びました。
コアタイムはありますか?
なし
休日や一日の流れについて教えて下さい
10時にゆっくり起床
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朝食や身じたく
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昼ごろ研究室に到着
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研究、院生からのご指導
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18〜19時に帰宅
就活・進路について
就活にはとても強力的な研究室でした。
卒業生は、公務員、ゼネコン、建設コンサルタント、電車の土木職等に進みました。
研究室の全体的な感想
研究室があったからこそ、この学部に入った意味が見出せたと思います。研究室がなければ座学ばかりで正直浅いところまでしか学べ、たまにあるグループワークもできる誰かがワンマンで進める感じでした。一人一人に課題が与えられて、院生と教授からサポートされながら研究に向き合えたこと専門分野を学ぶ上でとてもいい環境だったと思います。
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