バイオロギング研究室の評価
どんな研究をしていましたか?
水棲生物に行動記録計を取り付け、得られた行動記録から研究対象の行動生態を調べる研究を行った。
行動記録計により得られたその生物の滞在水深と経験水温のデータを解析する。
データの解析により生物の日周行動や餌生物を考察する。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
受けられた。
教員とは、研究内容を決める面談から始まり、
読むべき論文の助言や読んだ論文の内容をわかりやすく説明する発表練習などが毎週行われていた。
設備に関しては、行動生態に関する教科書や過去の研究資料などが充実しており、
研究に用いる機材等も丁寧な指導があった。
どのような点で成長ができますか?
助言を受けるとき以外の活動は個人に任されているため、個人で活動する能力が高まる。
例えば、研究の対象種と研究を進める方針は個人に決める権利がある。
また、論文を読む時間や発表スライドの作成などを研究を進めるうえで
順序立てて行わなければならないため計画性も身につく。
コアタイムはありますか?
なし
休日や一日の流れについて教えて下さい
休日は、研究を飼育下の生物で行う場合は複数の生徒が交替で観察、餌やりをしに登校していた。
担当以外の場合は個人の自由に任されていた。
明確なコワタイムはなかったが生徒が集中している時間はあった。
一日の流れは午前9時までに研究室に集合し9時半まで掃除。それ以降は各研究に取り組んだ。
午前中は先生からのメールや共同研究者からのメールを確認し返信。
12時から13時まで昼休憩をはさみ、17時まで研究に取り組んだ。
就活・進路について
就活は行いやすかった。
研究のスケジュールよりも就活の予定を優先してくれて、その後から研究の予定を立ててくれた。
先生から就活全体や面接に関するアドバイスも頂けた。
研究室の全体的な感想
とても過ごしやすい環境で研究を行うことが出来た。
自分の好きな生物学について知見をさらに深めることもできたうえに、
教科書や研究論文等の資料も豊富で情報収集に困らなかった。
研究内容も水槽を眺めるだけでなく野外で動き回る生物の行動を見ることが出来る貴重な体験ができた。
追加の質問
院試についてアドバイスがあればよろしくお願いします。
先生の講義や担当分野、過去問題を理解しておけば合格できるので頑張ってください。
修士過程進学者は修士号を取得できていますか?
出来ている
博士過程進学者は博士号を取得できていますか?
出来ていないこともある