矢島・小池研究室の評価
どんな研究をしていましたか?
任意の条件、与えられた特定の条件下でのソリトン波の発展の予想、解析
→ソリトン波とは高校の物理で登場するような正弦波ではなく、波同士が衝突しても形、速度を変えることなく伝搬する波のことを指す。実際に見ることもでき、代表例として海岸沿い(特に高い堤防などがある場所)で、沖合から向かってきた波が堤防にぶつかり反射し、向かってきた波と反射した波同士が衝突してもほとんど形を変えることなく伝搬している様子が見られる。日本では、季節風の関係から運が良ければ日本海側で見ることのできる現象である。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
研究していてわからないことがあれば気軽に、いつでも相談できるので、学生自身が頑張っていれば先生方からのサポートを手厚く受けることができます。設備面も非常によく、学生一人に必ず1台スペックの高いデスクトップPCが与えられます。
どのような点で成長ができますか?
論文の書き方、質疑応答力、問題定義の方法、プログラミングなど、多岐にわたって成長が見込め、卒業するまでに必ず成果物を得ることができます。
コアタイムはありますか?
あり
休日や一日の流れについて教えて下さい
休日は特に縛られることはなく自由に時間を使うことができる。卒業論文の期限前は休日でもかなり忙しい。
就活・進路について
就活は行いやすい研究室だと思います。院に進む卒業生のほうが多く、努力次第では東大、東工大といった外部の院へ進むことも可能です。(過去に東大、東工大の院に進んだ先輩方が数名いらっしゃいます。)
研究室の全体的な感想
研究テーマを自分で自由に決めることができ、週1回のミーティング以外は特に縛られることのない比較的自由な研究室であるが、逆に言えば自由が故に学生が自発的に行動しなければ先生方の助けを得ることができない大変な研究室でもある。自分自身を成長させたい人におすすめの研究室ともいえる。
追加の質問
院試についてアドバイスがあればよろしくお願いします。
必ず過去問をやっておくこと。受験科目は微積分学、線形代数、離散数学、データ構造とアルゴリズム、計算機システムの5つから2つ選ばなければならない。あらかじめ受験する2科目を選んでおき、参考書などで対策していれば問題なく受かります。
修士過程進学者は修士号を取得できていますか?
出来ている
博士過程進学者は博士号を取得できていますか?
出来ている