院試科目は英語、専門科目1、2、面接からなります。私が受験したときは英語はオリジナル問題でしたが、近年はTOEFL ITPテストに変更されています。また、TOEFL iBTスコア55以上またはIELTSスコア4.5以上で英語試験免除となっています。
専門試験は1、2の2つの試験からなります。専門試験の対策には、過去問と受験予定科目の先生の授業プリントが必須です。研究室訪問に行くと、所属学生さんにお願いすればコピーさせてもらえると思うので、研究室訪問の際には忘れないようにしましょう。専門試験1は、専攻の各分野から4科目を選んで回答します。希望する分野・その関連分野、その他興味のある2科目を選ぶ人が多いです。毎年ほとんど同じような問題を出題している分野もあるので、その意味でも過去問を入手することは重要です。受験する科目は当日の問題を見てその場で選べます。自分が対策していった科目が非常に難しいリスクがありますので、念のため5、6科目の対策をしておいたほうがいいでしょう。
専門科目2は、第1志望の分野を回答します。問題は難易度含め分野によりそれぞれなので、過去問と授業プリント、教科書で対策を行います。
面接は、現在行っている研究について説明したのち、質疑応答がありました。質問は、研究内容に関するものや、筆記試験の手ごたえなどについてでした。それほど厳しい質問はありませんでした。
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