野村奏志研究室の評価
どんな研究をしていましたか?
量子化学の研究をしておりました。
コンピューターを使用し化学物質のエネルギーを計算することにより化学反応の反応機構を研究しました。有機化学系の実験研究室等と共同して研究することが多かったと感じます。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
主に研究室では、修士課程や博士課程等の先輩からコンピューターの扱い方などについて丁寧に教わりました。
どのような点で成長ができますか?
学部4年生では週に1回英語の文章(論文や英語で書かれた教科書などが教材)を音読し、日本語訳をする時間がありました。また、週に1回雑誌会というものがありました。そこでは自ら1本の英文で書かれた論文を選択し、それの要旨についてパワーポイントでまとめプレゼンテーションを行う時間です。これについては同じ学年のメンバーだけでなく研究室全員で行います。
これらにより、英語力やプレゼンテーション能力が身に付きます。
大学院への進学をせず、学部卒業のみの場合、一年間で学ぶことができることには限界があります。しかし本研究室では他の研究室と異なり先輩の手伝い等により時間搾取されず、学生時代に学んでおくべき英語力、プレゼンテーション能力を身に着けることができます。
コアタイムはありますか?
なし
休日や一日の流れについて教えて下さい
雑誌会で自分自身の発表目前には、一日中家でパソコンで発表準備に取り掛かりました。また、図書館に赴き参考文献を調べることもありました。
しかし雑誌会での発表が差し迫っていない場合には、趣味である旅行やスポーツジムへ運動しにいく、あるいは大学の友達と会う等のとても充実した学生生活を謳歌することができました。
就活・進路について
就活等の予定を先生に伝えた場合、問題なく研究室を休むことができました。
その効果もあり、東証一部上場企業等の有名企業や公務員など人気のある進路を歩む人が多い印象です。
研究室の全体的な感想
当該研究室に集まったメンバーは多様で、個性的な人が多かったです。ただし高圧的な人はおらず、和気藹々とそれぞれの研究室ライフを楽しんでいたように感じます。学生生活を研究一本ではなく、就活やその他の時間にも使い総合的に学生生活を豊かにしたいと考えていた私にとってはベストな環境でした。
また、英語の学習やプレゼンテーション、コンピューターの扱いなど、社会人生活において普遍的に活かすことができる能力をしっかり身につけられた点も魅力的だったと感じます。
追加の質問
院試についてアドバイスがあればよろしくお願いします。
当該学部学科コースで学部時代に必修科目として定められている科目の中間テスト、期末テストの過去問を繰り返し学習することをお勧めします。
修士過程進学者は修士号を取得できていますか?
出来ている
博士過程進学者は博士号を取得できていますか?
出来ている