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大阪大学
生命先端工学専攻
投稿日: 2020-10-13 17:38:34

紀ノ岡研究室

紀ノ岡研究室の評価

どんな研究をしていましたか?
再生医療に必要な治療用細胞の製造プロセスに関する研究。当該研究室では再生医療産業化に注力しており、もっとも上流にあたるiPS細胞の量産・品質維持に関する研究から、分化誘導後の細胞をシート状に積層する工程および積層後の治療因子分泌効率まで研究されていた。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
設備面は日本最先端と言える。企業との共同研究も盛ん。教員に関しては、厳しい教員といい加減な教員がまざっており、やや質のばらつきがある印象。
どのような点で成長ができますか?
プロセスエンジニアリングのベースとなるシステム思考は鍛えられる。考える力、正確さ、細かさも非常に鍛えられる。社会に出てから後悔することはない。ただし、論理的な思考能力に関しては疑問。当人たちは論理的だと思っているようだったが、卒業してから客観的に考えてみると全くそのようなことはなかった。
コアタイムはありますか?
あり

休日や一日の流れについて教えて下さい
コアタイムがあると記入したが、基本的に有名無実であった。背景としては、生きている細胞を取り扱うため、その細胞の成長具合にあわせた実験を行うはめに陥るからである。実験とデスクワークをバランスよく行う。シミュレーショングループではずっと毎日コンピュータに向き合っていた。
就活・進路について
就活は行いずらい研究室であった。基本オーバーワーク気味で、研究実施のプレッシャーを強くかけられる。「就活に役立つ」、「自己研鑽のため」といいながらしごいていたが、あまり有意義なものではなかった。
研究室の全体的な感想
「素晴らしい研究ができる」という視点で成長できるというよりも、酸いも甘いもかみしめて人生を生きていく気概を養うことができる研究室。間違いなく、細かさ・正確さ・思考力は他を抜いて鍛えられると思うが、論理的な思考能力やコミュニケーション能力を鍛えたいなら違う研究室に行くべき。
追加の質問
院試についてアドバイスがあればよろしくお願いします。
この大学院の院試に落ちる生徒はほとんどいない。過去問をしっかりやろう。
修士過程進学者は修士号を取得できていますか?
出来ていないこともある
博士過程進学者は博士号を取得できていますか?
出来ていないこともある