地域計画(川嶋)研究室の評価
どんな研究をしていましたか?
東京都台東区浅草の景観協定に基づく歴史的景観保持について研究をしていました。
研究に対して十分なサポートは得られましたか?
実際に研究テーマの土地に研究室のメンバー全員で足を運び、個人個人の研究に関して、他のメンバーの意見や見解を得る機会もあり、とても研究は捗りました。また、教授がつながりのある研究者の方に指導してもらう機会も多々あり、とても自信のためになったと思います。また研究テーマに選んだ地域の研究をするための交通費や、研究に必要な道具の予算は、大学からそれぞれの研究室ごとに割り当てられた経費で落としてもらえるため、満足いく研究ができるようにサポートしてもらえたと思います。
どのような点で成長ができますか?
地域計画がメインの研究室ですが、地域計画と言っても、都市計画として街を設計するようなハードなテーマから、私が研究していた歴史的景観を景観協定という法律面からアプローチして研究するようなソフトなテーマまで幅広いため、個人でどのようなテーマを、どんな目的を持って研究するか自分自身で全て決める主体性に関しては成長が見込めます。また、古地図などをイラストレーションやフォトショップなどパソコンのソフトで取り込みデザインする機会もあったり、CADで設計を行うこともあったので、パソコンスキルは上達すると思います。
コアタイムはありますか?
あり
休日や一日の流れについて教えて下さい
1週間に1回登校日があり、その他の日は自由に研究をしに学校に来てもよいし、各個人で自宅で研究を進めてもよいといった流れでした。
登校日に関しては、午前中にメンバー全員で一つのテーマを研究するゼミナール活動、午後は各個人の研究の進捗を毎週発表して、他のメンバーに意見をもらう個人の研究の時間でした。休日は、基本的にそれぞれ研究テーマにしている地域に赴き、研究対象地域の特徴的な写真を撮ったり、国土地理院に行って古地図を参照して研究材料を得るために過ごしていることが多かったです。
また、毎週1度の進捗発表のために、プレゼンボードを作成したり、合間に就職活動に行ったりなど、充実した日々を過ごしていました。
就活・進路について
就活優先の雰囲気であるため、登校日と就職面接が重なった日は、事前連絡さえ入れれば、就活に行けたので非常に行いやすいと思います。
進路は、役所などの都市計画課に進む人もいれば、ハウスメーカーの設計職、大手建設業に進む人などが目立ちました。
研究室の全体的な感想
研究のサポートはもちろん、自分の生活と研究を両立しやすい環境であったことと、研究合間に全員で飲み会に行ったり和気藹々とした雰囲気もあり、満足度はとても高いです。ゼミナール旅行でも、山梨県のまちづくりに実際に参加させてもらい、とても実践的な活動ができました。
追加の質問
修士過程進学者は修士号を取得できていますか?
出来ている
博士過程進学者は博士号を取得できていますか?
出来ている